日本被団協のノーベル平和賞受賞に祝意

核兵器のない世界のためのパートナーシップ
日本被団協のノーベル平和賞受賞に祝意
核兵器のない世界を目指す被爆者の草の根運動が評価される

2024年10月15日
長崎、広島、
ニューメキシコ州サンタフェ、ワシントン州シアトル

すべての生命と環境をあらゆる核被害から守るための自主的な国際ネットワークを構築することを目指すカトリック系パートナーシップ、「核兵器のない世界のためのパートナーシップ」(PWNW)は、2024年のノーベル平和賞に日本被団協が選出されたことに、心からお喜び申し上げます。

「地政学的な緊張が高まっているこの時期に、1956年以来日本被団協が代表する被爆者団体の活動が、このような権威ある賞で注目されるのは、まさにふさわしいことです」と、サンタフェのジョン・C・ウェスター大司教は述べました。「広島と長崎の被爆者は、戦争の悲劇、特に核兵器の悲劇と非道さを、人間的な側面から訴え続けています。核兵器の数は増加し、その殺傷能力も高まっており、私たちは今、二度目の核軍拡競争の渦中にあります」。

また、長崎の中村倫明大司教は、「来年被爆80年を前に、核なき世界に向けての素晴らしい希望あるニュースを頂きました」と述べ、「被爆を体験なされた被爆者の皆さんが被爆の実相を命がけで世界に訴え続けてこられた結実が、今回の受賞であるものと拝察申し上げます」と続けました。広島の白浜満司教も、「被爆者の方々が、同じ非人道的な悲劇が二度と繰り返されないよう、ご尽力くださっていることに、心より感謝いたします」と述べました。

シアトルのポール・エッチェン大司教は、「核兵器廃絶を求める私たちも、この賞によって示された評価から新たなインスピレーションと力をいただきました」と述べ、「私たちは、平和と核軍縮を求める運動に献身的に取り組んでこられた被爆者の方々の努力を称えます」と結びました。

PWNWは、すべての被爆者および核兵器の製造、実験、使用による有害な放射線被曝の影響を受けたすべての人々と連帯しています。私たちは平和のために働く多くの人々とともに、世界と将来の世代のため、核兵器のない世界を目指して活動を続けてまいります。

核兵器のない世界のためのパートナーシップについて

このパートナーシップは、「核兵器禁止条約」(TPNW)の批准拡大を後押しし、核兵器の開発、実験、生産、輸送、保有、使用または使用の威嚇による、あらゆる破壊的で非人道的な被害と脅威から、すべてのいのちと環境を守る活動を推進強化していくため、カトリック教会の諸団体の自主的・国際的なネットワークを構築し、加盟する諸団体相互の情報共有、交流、協力を促すことを目的としています。PWNWは、原爆投下78年を迎えた2023年8月に、サンタフェ大司教区、シアトル大司教区、広島司教区、長崎大司教区の大司教・司教による署名協定により発足しました。 詳細は、ホームページをご覧ください。

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